つりと
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GoProでの夜釣り撮影
釣り動画を撮影される方にとって無くてはならない存在となった「GoPro」。Youtubeで公開される方も居れば、ご自身の観賞用として記録を残そうと考えられてる方も多いと思います。
最近の「GoPro」ではフルハイビジョン「1080」はもちろんの事、「2K」「4K」などの高画質なフィッシングシーンが、手軽に撮影できるようになったのも魅力の一つなのですが、実は夜釣りの撮影にはほぼ対応出来ないという欠点があります。
常夜灯の近くや照明がたくさんあるフィールドで、カメラを定点で設置して撮影する事はできても、体にマウントした状態で撮影するのはかなり難しく悩みを抱えている方も多いと思います。
夜の撮影静止画
Goproの静止画撮影は、ISOがしっかり働いていることもあり比較的綺麗に撮影が可能です。
この状態であれば水面も見えやすく、魚が水面を飛び出しても捉えることが出来るので、夜釣りには最適に思えるのですが、動画撮影だと実はこうはいきません。(※これは全く照明は使っておらずナチュラルな撮影です)
夜の撮影動画
動画になると状況は変わってしまい、同じ状況下で撮影したにも関わらず外灯しか見えません。
ISOの設定等で明るさ調整は可能ですが、画像が劣化しノイズが入るのでGopro単体での夜釣り撮影が向かないとはこの事です。この状態を解決すべくLEDライトをマウントする事にしました。
LEDライトをセットし撮影してみよう
結論から言えば、ライトを接続し夜でも手元が見える様に撮影しようというものです。
実際に撮影したものがあります。
GoproからLEDマウントが搭載できるモジュールがあります。
コンパクトなLEDライトが搭載出来、実際のライティングでも十分な威力を発揮してくれます。純正製品がお好みの方にはマストなアイテムだと思います。私も見た目含めて「モジュラー」一択かと思っていたのですが、一つだけ問題があります。
「サードパティのバッテリー蓋が使えない!!」
モバイルバッテリーを直結しながら撮影したい私にとっては、GoPro全体を覆うマウントは用途に合わないと判断し、他にないものかと探していたところ、コスパも良いライトをAmazonで発見いたしました。実際に撮影に使用しているものが・・・。
Suptig防水ライト
私が選んだGoProにマウントするハイパワーLEDライト。
「Suptig防水ライト ハイパワー デュアルバッテリー 調光付き」
・モード:通常(HIGH),省電力(LOW),フラッシュ(SOS)
・サイス:長さ2.9インチ,幅2.2インチ,高さ2.5インチ
・動作時間:ハイライト(3時間),ローライト(8時間),SOS(12時間)
・対応機種:GoPro9,8,7,6,5,4,3+,3
・防水性能:Suptig工場にて155フィート(45m)のテストをクリア
・充電インターフェイス:USB
パッケージ内容
・充電式バッテリー×2
・クイックリリースバックルマウント
・蝶ネジ
・ネジレンチ
デュアルバッテリー搭載
作動時間をアップさせるデュアルバッテリー。
同サイズのバッテリーであれば、消耗時の交換にも対応できます。
防水性能
裏蓋部分はゴム枠があり、水の侵入を防ぐようにしっかりロックが出来るレバー仕様になっています。(クーラーボックス等と同じ仕様です)
USB充電
裏蓋を開けた状態で充電する必要がありますので、充電(給電)しながらの使用は難しいです。HIGHモードを3時間以上使用するには、予備バッテリーが必要になります。
照度テスト
照明を一切使わずに、白い撮影ボックスの中で作動させた状態を撮影。
<HIGHモード>
<LOWモード>
明確にHIGH,LOWの差がついています。
魚にプレッシャーを与えたくないのはもちろんの事、周囲のアングラーさん達への配慮も必要なので、LOWモードなどを選択出来るのはありがたい機能ですね。
マウント方法
ライト本体(画像下部)へ同梱の「クイックリリースバックルマウント」を装着する事によりGoProを接続出来るようになります。接続するマウントの形状により、GoProが上になるか下になるかの選択が可能になるので、まずはどの様に接続させたいかを考える必要があります。
私の場合はネックマウントを使いたいので、GoProをデフォルトで使用する事を前提しに、下部側へ装着していますが、当初GoProを下部になることには抵抗がありました。
それは「GoProが落下するリスクはないのか!?」という事です。
ですが、ご安心ください!!ライト部分の「クイックリリースバックルマウント」は、装着する際にしっかり本体へロックされているので、蝶ネジに緩みがない限り抜け落ちる心配はありません。
GoPro単体に比べればライトの大きさ分長くなりますが、この距離感が実際の撮影で大きく影響している様には感じませんでしたし、使い様によってはヘッドライトの代わりにもなるので便利です。
ネックマウントは落下防止や安全の為にもロックタイプもおすすめします。
マウントの使い方次第では、チェストマウントなどに装着するのもよし、ヘッドライトとしても併用しながらGoProに装着するのもありです。ただ、ヘッドマウントは重量がある為に落下の恐れもありますので、十分な注意が必要です。
他にもライトの種類は豊富
Supting36LED搭載モデル
同じSuptig社製で36個のLEDを搭載したモデルもあります。
Supting84LED搭載広角モデル
Suptig社製の84個のLEDを搭載したモデルで広角に照らしたい時などには最適です。LEDの数が多いので連続動作時間は少し短くなります。
あとがき
実は夜釣りで使用しない時でも、このライトをヘッドライト(ハンディライト)の代わりにネックマウントしています。単純に夜釣りをすると言う訳ではなく、明け方前に釣り場へ向かう際も非常に良いツールとなります。相当に明るいので、周囲への配慮は必要になりますが、ヘッドライトが苦手な方には凄く重宝しやすいと思います。
夜釣りと言えば「アジング」「メバリング」「シーバス」「太刀魚」など狙える魚種も様々です。時には明け方や朝マズメなどの暗い時間にも撮影をしたい際に重宝する事間違いないしです。