つりと
りっくん
つりと
目次
魚英
明石出船の遊漁船で船長3名が「明石浦漁業協同組合」の漁師さんで、明石のみならず大阪湾広域のエリアを知り尽くし、釣果(結果)に全力でサポートいただけるので、近郊のみならず遠方からも訪れる人気の船宿さんです。
〒673-0894 兵庫県明石市港町21-5(集合場所:港町24-6)
・ジギング
・タイカブラ
・キャスティング
・エサ釣
※時期により釣り方や魚種も変わります。
詳しくはお問い合わせください。
http://uoe.jp
乗船までの流れ
①集合場所に着いたら車を駐車します(漁港内)
駐車場所は誘導してくれますので安心してください
②漁港内で受付場所で乗船受付
年初、初めての方は乗船名簿へ記載(HPにもあります)
次回からポイントカード提示になります
予約名と料金のお支払い
③乗船番号を確認し乗船
魚英さんは3隻あり、自分の乗船する船を確認する必要があります。
乗船表が受付にあり、名前が書いてますので①〜③で確認し、
釣り座の位置も同時に確認して乗船します。
漁港ですので、魚英さん意外も停舶しているので分からなければ、
受付で確認しましょう(丁寧に教えてくれます)
オフショアジギングの流れ
5:00出船(4:30集合)
今回は明石港周辺ではなく、淡路南淡方面(紀北)への遠征船ですので、早い出船になっています。この時期、明石港周辺では「青物」の回遊が厳しい状況になっており、水温が温かい南エリアは釣果が出ています。
因みに明石港から遠征便で掛かる時間は片道2時間(往復4時間)で、5時出船〜15時帰港(実質釣行時間7:00〜13:00)となります。
大阪、和歌山方面からの出船でも2月は紀北エリアへの釣行になると思われますので、時間、料金などを考えて出船場所を考えるのも良いと思います。明石から遠征出船で12,000円(※時期により変わる)、大阪出船5:00〜15:00で往復2時間と考えれば、大阪出船の方が2時間は長く釣りが出来ると考えると出船エリアは住んでる場所などで考慮する必要がありますね。
ポイントの到着
エリアに到着し、魚の回遊を魚探で船長が確認すると「合図」がありますので、早速ジグを投入していきます。ジギングはボトム(底)まで落としてからシャくりあげますので、ボトムまでの水深、魚のいるタナ(位置・深さ)を教えてくれます。
魚がいるタナではアクション、間合いなど手元に全集中です(笑)
タナを過ぎても反応がない場合は、再度ボトムまでジグを落とし、この繰り返しでHITへ結び付けます。
魚影を感じれなくなると、船は移動を始めます。船長が「あげてください」と指示が出れば、すぐにジグを回収します。全員の回収を確認すると別のエリアへ移動します。
根掛かり回避は着底を掴む事
根掛かり回避は細かく分けると3つあります。
①事前のタックル準備
ジギングで使われるPEラインは凡そ1号〜2号で、2号以上は着底までの時間が掛かる為、潮流でラインが撓んでしまいます。これによって着底した時にラインスラックが出来るので、着底すぐに巻き上げているつもりが、実はラインスラックを巻いていて、気付いたら船が流れて根がかるケースは多くあります。
潮流やボトム形状によっても変わりますが、事前に必要なラインの太さやジグに重さなどを船長に確認する事は必須になると思います。着底までが早いTG(タングステン)ジグなどを使うのも効果的だと言われています。高価ですけどね(笑)
②着底を掴む
ジギング船は錨を下ろさずに船を流しながら進んで行きますので、底の状態によってはすぐに根掛かりをしてしまいます。根掛かりを防ぐには「着底を掴む事」が最も重要です。フリーフォールよりはサミングをし、ジグが落下する感覚を手元で確認するしかありません。
③船長からの指示をよく聞く
ボトムまでの水深を知る事は予備知識として重要です。30mだと言われてるのに、どこまでもラインが出てしまうのは、既に着底してるかジグが軽過ぎて流されている可能性もあります。タナを知れるマーカー入りラインや、メーター付きのベイトなどがあると便利です。感覚で掴める方はフォール時間を数えたりしますね。
お祭りした時は・・・
乗合でもチャーターでも、ショア以上にオフショアではお祭りの度合いも非常に多くなります。釣れた時に魚が走ると、隣の方や後ろの方に祭ることも多々発生します。その為、やり取りを楽しむというよりは、ゴリ巻きで浮かせる事が必要になるので、タックルも強めに選択必要もあります。
それでも絡んでしまう場合があります。
オフショアという時合いの限られた時に、釣り上げた魚で絡みあってチャンスを逃すことは許されません。
可能であるならば、掛けた(釣れた)方からリーダー先端あたりでカットするのも早期に対応する秘訣です。乗合のお客さんとも気持ちよく釣りが出来るためにも、譲り合いの気持ちでカットするのも頭に入れておくと対処し易いですし、リーダーであれば、すぐに結束できますからね。
釣り上げた後のお世話
今回お邪魔した「魚英」さんはハマチは抜き上げで、メジロ以上は船長がタモ入れしてくれました。もちろん船長一人なので、時合いになればお客様同士でタモ入れする必要があります。
クーラーボックスは自前持参で、血抜きも各々で魚の管理は自分自身で行います。大阪方面の船宿さんだとタモ入れ、血抜き、魚の管理(乗合全員分の魚)を帰港するまでやってくれる船もあります。システムや考え方はそれぞれなので、船に合わせたスキルを持っておく必要があります。
Tsurito TACKLE
ROD GRAPPLER TypeJ S60-4
REEL BIOMASTER SW 6000HG
PE 2号 200m
LEADER FLUORO 35lb
LURE 180g〜250g JIG
釣行動画
「初心者が初めてのオフショアジギングで青物炸裂〜これから始める方にも〜和歌山紀北」
真冬のシーズンイン手前での青物釣果には大変満足できました。
オフショアの青物シーズン
出船場所から1時間以内(数十分)で釣れるハイシーズンは、10月〜12月中旬だというイメージですが、近年は暖かい潮流れがある事から、周年釣れてると良く聞きます。特に1月や2月なんて渋くて当然の状況の中、日によっては1隻100本近い魚が釣れる事だってあります。ショアでは全く考えられません(笑)
ショアもオフショアも楽しまれる方であれば、4月〜6月、9月〜12月頃まではショアで楽しみ、年末〜3月、7月〜9月初旬まではオフショアで遊ぶなど季節によって釣り方を変えるのも楽しいと思います。オフシーズンでも釣りに行くたくなる方にはありがたい周年フィッシング手法ですね。
「ショア」も「オフショア」もそれぞれ極めれば、サイズ感や魚種、エリアも変わってくると思いますが、近海でも十分楽しめる釣りがたくさんあります。釣り方を広げようと思われてる方の参考になればと思います。