つりと
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今回は「つりと」オリジナルステッカーを作りましたので、コスパに優れた防水ステッカーの作り方をご紹介します。誰でも簡単に作れちゃうので、この機会に是非チャレンジして見てくださいね。
目次
オリジナル手作りステッカーに挑戦
一般的に「オリジナルステッカー」を作ろうとすると、業者に依頼するか、自分で作るかの選択肢になると思います。最近ではネット印刷の普及が高くなり、低コストで、いろんな要望にも応えてくれる事から、重宝されている方も多いはず。アングラー同士の友好の一つとして作ってみるのも楽しいツールになります。
釣り用ステッカーで求められるもの
釣りでステッカーを貼る場所と言えば・・・。
・クーラーボックス
・タックルボックス(バケットマウス)
・ロッドケース
などが一般的だと思いますが、絶対的に求められるものはやはり、
「耐水性と耐久性」です。
せっかく作ったステッカーが海や川、湖などに被ってしまう事で印刷が滲んだり、消えたり、破れたりするのは勿体ないですね。また道具を洗浄する際にも、貼ったまた作業出来るのは非常にありがたいです。
バイクや自転車にも貼れる
防水ステッカーの魅力は、屋外で使える事なので、車のリアガラスや、バイクのデコレーション、もちろん自転車にも使えるので、一度作ればいろんな場所に貼れて楽しむ事が出来ます。
耐水ステッカーは自分で作れる
ラベル関連ではお馴染みの「エーワン」さんでは、多種多様のラベル関連シートの扱いがあり、ステッカーに関して言えば全て「インクジェット対応」ですので、家庭用のプリンタがあれば「耐水ステッカー」を作ることが出来ます。
種類としては・・・
・水に強い
・強く貼れる
・きれいに剥がせる
・屋外でも使える
・おもしろ素材
などのカテゴリー分けがされていて、それぞれの特徴もあるので用途に合わせて選べるのも嬉しいですね。シートカラーがシルバーやゴールドなどもあるので、組み合わせの仕方でバリエーションを楽しむ事が出来ます。
メーカー公式では3枚入りですが、Amazonオリジナルは5枚入でお得です。
実際に作ってみよう
準備するもの
・プリンタ
・ステッカーシート
・円切りカッター
・カッターナイフ
・カッティングマット
プリンタについては、デザイン自体のカターリングなど複雑なものでなければ、高価なプリンタは必要なく、写真印刷ができれば充分です。
カラーインクコストとのバランスが大事だとは思いますので、今お使いのプリンターで一度お試しください。
ステッカーシートはノーカットになりますので、お好みの形にカットするにはカッターナイフが必要になります。出来るだけ切れ味の良いものを選定する方が綺麗に仕上がります。
円切りカッターと言えば「NTカッター」が一番仕上がりが綺麗で、正確性がありオススメです。工作カッターなら安心の「OLFA」です。
デザインを作る
デザイン作成と言えば、
・Illustrator
・Photoshop
・Canva
などで慣れいる方であれば、すぐに取り掛かれると思いますが、
(※いづれも一部無料、一部サブスプリクション)
エーワン社の「ラベル屋さん」なら、豊富なテンプレートで本格的なスッテカーを無料で作成することが出来ます。
ラベル屋さん
オンライン上でも作成でき、PCへのデータ保存、PDFへの書き出しなども自在です。デスクトップアプリもあるので、作成しそのまま印刷工程へも楽に進める事が出来ます。デザインから印刷まで一貫した作業を行うなら「ラベル屋さん」が簡単おすすめです。(※上記画像クリックでサイトへ飛べます)
設定に迷う事なくデザインを始められる
ステッカーの種類(紙の種類)に応じて初期設定選択があるので、迷わずにデザイン作成に入ることが出来ます。出来上がってから設定間違えた!!ってならない為にも、初期段階で確認し作業に取り掛かれます。
豊富なテンプレートが満載
どんなデザインにするか迷ったら、まずはテンプレートから探してアイデアを考える事が出来ます。
作成や編集パターンも豊富なツールが使えるので、簡単にデザイン作成が出来ます。お好みのテンプレートからアレンジを加える事もできますので、まずは色々触って遊んで見るのも良いと思います。
印刷する
「エーワン」ステッカーは、「印刷用光沢フィルム」と「保護用光沢フィルム」がセットに入っています。まずは、「印刷用光沢フィルム」に決めたデザインを印刷していきます。(※印刷前に枠内に収まっているかなど、テストプリントを必ず実行してください)
印刷設定は「プリンタドライバ設定表」の内容を確認し印刷しましょう。先程も説明した様に、黒色単色であったとしてもカラーインクは必要になりますので、インク残量は確認してから印刷する事をおすすめします。
保護用透明フィルムを貼る
表面の仕上げになりますので丁寧に貼り合わせていきましょう。
(※説明書きにもありますが、フィルムで貼り合わせで伸ばす場合、定規などをタオルで包んだものを使えば傷付かず綺麗に仕上がります。)空気が入らない様に貼り合わせていきます。少し入ってしまった場合は、指などで擦ると綺麗になります。
カットする
ノーカットタイプですので、フリーカットでお好みに合わせてカット出来ます。今回は「円切りカッター」で丸型にカットしていきます。
非常に簡単で使い易いのでオススメです。
「センターガイドプレート」でカットする中心を決めたら、本体の「センターヘッド」でシートが動かない様に押さえ込み、本体をクルクル回してあげれば出来上がりです。
綺麗に仕上げるコツとしては、多少は円周の色部分をカットする程度が綺麗で、白地部分を残さずカット出来ます。
コスト計算(材料費のみ)
<ステッカーシート>
80mm×80mm=1シート 6枚分
1シート6枚分×5シート=30枚分
購入金額 1,000円÷30枚分=約33.3円/1枚あたり
<インク推定>
一般的カラープリント15円/1枚 写真プリント概算20円/1枚
<合計>
@1枚あたり48円
あくまで概算での算出になり、インクコストに関しては、機種、デザイン等により異なるが、参考値としてL判写真(紙代込)27.5円/1枚になり、全面印刷ではない事から、カラープリントの1.5倍で計算している。
コスト重視というよりは、
・「小ロット」で作れる事
・途中経過で修正も可能な事
・カラバリ展開も容易である事
など臨機応変に対応できる点は自作だから可能な利点です。
固定デザインにより、大量に枚数を作る際は、ネット印刷でコストカットする方が得策だと思います。
ネット印刷で作る方法
最近ではネット印刷会社も広告を多数見る様になり、多種多様なサービス展開をされています。中でもCM等でお馴染みの「ラクスル 」さんは、個人や法人の異なるニーズにも対応しながら、コストパフォーマンスでの満足度も高いと評判です。
耐水性のステッカーも扱いがあるので、試しに見積もりしてみます。
同一の仕様で30枚作成した場合には1枚あたり112円(税別)。
100枚/69円 500枚/54円の計算になります(税別)。
もちろん、本体品質、印刷クオリティ、カット作業などの絶対的安心を考慮すれば、印刷会社へ依頼する方が確実だと思います。
データの作成
データの入稿は独自に「Illustrator」で作成し発注を行う他に、豊富なテンプレートからオンラインで作り、そのまま入稿できるサービスもあります。
「Illustrator」は高くて準備出来ないという方でも簡単に作れるのは嬉しいサービスです。
あとがき
自分の中ではかなり満足いくステッカーが出来上がったと思います。時間や労力を掛けるからこそ、モノへの愛情も加わりますね。作ったステッカーは釣行時に釣り場でお会いした方や、同行釣行してくださった希望者の方にお配りする事にします。1年間で100枚以上になってきたらネット印刷も考えようと思います。